Robert M. Eversz

* * * * * * *Copyright 1996
Shooting Elvis
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おすすめ度★★★★★

友人に薦められなければ、めぐり合わなかった本です。面白い、私にとってページターナー でした。次の作品はGypsy Heartsだそうです。見つけたら購入するつもりです。

Thelma & Louise meet Pulp Fiction in this pop-noir thriller for the nineties
「げらげら笑えるよ。」と推薦してくれたとおり、映画を見ているような軽いノリでどんどん話が進みます。主人公の私 Mary Alice Baker が普段話すままの砕けた会話が上手に文章になっています。

ストーリーはCalifornia good girl であるMaryが、ボーイフレンドのこずかい稼ぎに巻き込まれて、空港に運んだスーツケースが爆発し、爆弾テロのBad girlになってしまいます。どうなんだろうと思うまもなくストーリーは進んでいきます。

Shooting Elvisは、隠れ家としたアパートの住人が映画館用に書いているElvisの大きな絵に対して、Maryが発砲したことにちなんで付けられています。

くだけた会話調のノリなので、目で文字を追いかけて、脳でヒアリング状態で理解するための訓練に最適な本です。