ROALD DAHL

2006/5/25

Dahl

Esio Trot

* * * * * * * 2011/12月読書済み
おすすめ度★★★★☆
P64, 4,225 words YL3.5, A PUFFIN BOOK Ages 7-11
洋書初心者向けの本探しの一環として読みました。
英米のAges 7-11向けなので、英語が易しく、楽しく読めます。

Story:
Mr. Hoppy(挿絵では年配)が下の階に住む Mrs. Silverを恋していますが、付き合うきっかけがつかめません。
 Mrs. Silverが飼っている亀に夢中なことを知り、カメをはやく成長させるおまじないを彼女に教えます。

EsioTrotは逆に書くと、Tortoiseつまりカメのことです。
本の裏表紙にある本を紹介した英文です。
An ancient spell, 140 tortoises, and a little bit of magic...

Mr. Hoppy is in love with his neighbor,
Mrs. Silver, but she is in love with
someone elese--Alfie, her pet tortoise.
With all her attention focused on Alfie,
Mrs. Silver doesn't even know Mr. Hoppy is alive.
And Mr. Hoppy is too shy to even ask Mrs. Silever over for tea.

Then one day Mr. Hoppy comes up with a brilliant idea to get Mrs. Silever's attention.
If Mr. Hoppy's plan works, Mrs. Silver will certainly fall in love with him.
After all, everyone knows the way to a woman's heart is through her tortoise.

 

Roald Dahl's Short Mysteries

洋販初版 2006
* * * * * * * 2006/5/25読書済み
おすすめ度★★★★☆

全部で127ページ、4つのショート・ストーリーとも、いったいどうなるのだろうと思いながらイッキに読んでしまいました。

実は、初心者用に多読を始めるための本を探しています。かなりやさしいものでも面白いものを紹介したいと考えています。
日本の出版社からは、洋販ラダーシリーズがあります。レベルは以下のようになっています。
レベル1 使用語彙1000語 TOEIC300点以上/英検4級以上
レベル2 使用語彙1300語 TOEIC350点以上/英検3級以上
レベル3 使用語彙1600語 TOEIC400点以上/英検準2級以上
レベル4 使用語彙2000語 TOEIC470点未満/英検準2級以上
レベル5 使用語彙無制限 TOEIC470点以上/英検2級以上

本の後ろに使われている単語の簡単な訳があるので、辞書をひかなくても読めるようになっています。レベル2の「Roald Dahl's Short Mysteries」を読んで見ました。

Roald Dahlを見つけて、レベル2なので試しに読んで見ました。
本の帯の紹介文です。
「ロアルド・ダール傑作短編集。夕暮れのプールサイドで、ある老人が若い男に奇妙な「賭け」をもちかけた。老人が賭けに負けたら、若い男にキャデラックをプレゼントする。しかし老人が勝ったら、小指を切り落として差し出せというのだ。賭博にのめりこむ人間の恐ろしさを描く『南から来た男』のほか、『皮膚』『天国への登り道』『ビクスビイ夫人と大佐のコート』の全4編を収録。」


『南から来た男』の原題はMan from the South
『皮膚』Skinは老人になった刺青氏が、むかし友人だった画家に当時自分の背中に絵を描かせて、刺青のやり方を教えて刺青にした話。

『天国への登り道』 The Way up to Heavenは裕福な Mrs Fosterが飛行機に乗って、孫のいるParisに行く話。彼女は列車や、飛行機に乗り遅れるのではないかという異常な恐怖心の持ち主。

『ビクスビイ夫人と大佐のコート』 Mrs Bixby and the Colonel's Coat ビクスビイ夫人が浮気相手の大佐から豪華なミンクのコートを送られる話。

どれもどんでん返しがあってとても面白いミステリーが厳選されています。

レベル2で大人がじゅうぶん楽しめます。本当に初心者がすらすら読めるかどうかは、読んだ人に教えて欲しいと思います。


Charlie and the Chocolate Factory

 

* * * * * * * * * * * * * * * * *Copyright 1964 * * * * * * *
おすすめ度★★★★★
2005/1/26読完了 P 190

PUFFIN BOOKSが出版社です。PUFFIN BOOKSは実はPENGUIN BOOKSの
児童書シリーズです。我が家の子供たちも日本語版を小学生のときに読みました。

ストーリー:
ストーリーが面白いので、書いてしまうと楽しめませんね。
主人公はCharlie Bucketです。10歳前後だと思われます。両親と
両親の両親(つまりおじいさん2人、おばあさん2人、4人とも
90歳以上の寝たきり)と小さな家に住んでいます。
家は貧しくて、Charlieはいつもお腹をすかしています。

町にはチョコレート工場があり、世界的に売れているチョコレート
を作っています。工場長のMr. Wonkaは謎の人物でだれも正体を
知りません。Mr. Wonkaは製品のチョコレートのどれかに金の
チケットを5枚隠し、見つけた子供を5人工場見学に招待し、
一生食べられるだけのチョコレートをプレゼントすると広告
を出します。当選者は、新聞で発表されますが、どの子も
ひどい子供たちです。最後の招待券をCharlieが買ったチョコレート
の中にあるのを見つけます。
いよいよチョコレート工場に行く日の2月1日になります。
チョコレート工場の中は驚きの連続。

子供向きのストーリーですが、まあまあロジカルな展開だと思います。
最後まで、どうなるのだろうと、興味が尽きませんでした。


感想:
子供だけに読ませておくだけは、もったいないストーリーです。
お母さん方はこどもに買ってあげたものを一緒に読んで楽しんだ人も
多いのではないでしょうか。

いきなりペーパーバックを読めといわれても挫折した人に対して、
再びペーパーバックに挑戦する準備のための練習となる本を探していて
出会った本ですが、私がすっかりはまって、この先どうなるのだろうと
わくわくしながら読みました。
主人公のCharlie Bucketは10歳前後だと思われます。
読者もそのぐらいの子供たちが対象なのでしょう。

私が幼稚なのか、物語の力なのか、この面白さはなんだー?
絶対に後者の物語のパワーでしょう!
英語を学習していてこれからペーパーバックに挑戦しようとする大人には
必須の本です。かなりのスピードで読めると思います。
日本語を介さないで直接英語でストーリーを楽しめる貴重な
本です。

その後、2005年に映画化されました。