2005/4/20
もう15年以上も前に読んだ本なのでストーリーはほとんど忘れてしまったのですが、おもしろくて 夢中になって読んだことだけ覚えています。
物語:
1933年、8日間続いた砂嵐のなかで、ユダヤ人の医師Samirのテントに瀕死の
Ben Ezra夫婦(身重の)がたどりつきます。Samirの妻は女のBabyを死産させ、Benの妻は、
男の子を産んで死にます。
BenはBabyを砂漠の中を生きたままつれて歩くことが出来ないために、Samirに引き取ってもらう ところから、話しが始まります。
1973年、Baydr Samir Al Fayは有能なビジネスマン、プレイボーイに成長しています。世界を またにかけた事業を展開し、プライベット・ジェット機で飛び回っています。
後半にBaydrの妻と子供が誘拐され、1,000万ドルの身代金を要求されます。CIA " The Lion of the Desert"と呼ばれていたBen Ezraは74歳。プロの救出隊を指揮して 敵地に乗り込みます。Baydrは父と知らずにこの救出隊に志願し、無事に救出に成功します。
Benは負傷し残念ながら死に至ります。Baydrの父Dr. Samirは本当の父親をBaydrに明かそうと しますが、Benはこれを止めます。
最後のせりふが興味深かったのは、Baydrにユダヤの神がこの世にBaydrをもたらしたのか、キリストの 神が生をもたらしたのかという発想です。結論は持ち越されます。
Ben was dead the moment the words had left his lips.