DIANA WYNNE JONES

2005/4/20

Howl's Moving Castle

Copyright 1986
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おすすめ度★★★★★    (2004/12/19読了)

宮崎駿監督のアニメ『ハウルの動く城』の原作です。1986年が初版だと思います。本屋にあったので 買いました。Paperbackも安くなりましたね。1年前はどの本も\1400-\1500していましたが、 \900程度だったので即買いました。すぐ読みたかったので、わざわざNetで購入することもないと思いました。

ストーリー:

Sophie Hatterは5人家族のHatter家の3人姉妹の長女です。Sophie, Lettieが小さい時に母親が亡くなり、 現在の母Fannyに生まれたのが末娘のMarthaです。現在は、Sophieがほぼ成人する時期で、父親が 無くなったために、Fannyは帽子屋だけでは生計が困難なために、Sophieに店をつがせ、Lettieと Marthaに別々の生活を始めさせます。

ある日、Witch of the Waste(荒野の魔女)がSophieの店にやってきてSophieを90歳ぐらいの 老婆にしてしまいます。Sophieは店を出ることを決意し、あてもなくさまよいはじめた結果、 Howl's Moving Castleに転がり込みます。汚い城の内部を自らすすんでクリーニングをはじめ城にいつきます。

城にはWitchの弟子のMichaelと暖炉の火でdemonのCalcifer(話ができて、城を動かす動力源にもなっている) がいて、不思議な生活が始まります。Howl'sはbathroomに毎日2時間入って身づくろいをしては、外に ガールハントに出かけてしまい、城にはほとんどいません。Howlは美女を見つけては、自分と恋に落ちる まで、追いかけて口説いています。自分に恋したとわかると、そこでその子とはおしまい、 また別の美女を追いかけ始めます。

Howlには宿敵のWitch of the Wasteと最後に対決します。Sophieもそれとはしらず、長女として人の面倒を見る性格のために 一役買います。安心してください、最後にはSophieの魔法がとけます。

感想:

映画はまだ見ていませんので、どこまで忠実なのかはわかりません。主人公のSophieを倍賞知恵子が 演じているので、とても楽しみにしています。

英語はやさしいのかと知りたい人が多いと思います。どちらかというと大人よりも子供向きの ファンタジーなので、比較的にやさしい英語です。ハリー・ポッターよりはやさしく読めると思います。 初心者にもおすすめしますが、ただし、ファンタジー独特の単語が出てくるのと、すこし古いので、 21世紀に書かれた、ほんとうにシンプルな単語と表現を使った多の作品(Mitch AlbomやNicholas Sparks)と比べると、読むのに時間がかかると思いました。